治療院の経営で、ライバルとの競争なんてないよ。

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治療院の経営で、ライバルとの競争なんてないよ。

さて、今日は「治療院の経営で、ライバルとの競争なんてないよ」という話。

色々なところで、「今年はますます治療院業界の競争が激化していくよ!」

「どんどん新しい治療院が出てくるから、生き残るためにはどうしたらいいのか?」

「ライバルに勝ち、経営を伸ばそう!」なんて話が出ていますね^^;

まぁ、これが間違いだとは思わないし、マーケティングの手法として「危機感」を

煽って、解決策を売るのはビジネスとしてよくある話だけど、

ちょっとそっちに流されがちな治療家さんが多いので、「こんな考え方も

あるんだよ~^^」っていう、私の考え方を話していきますね♪

ある種の「カウンター思考」だと思って、今回の話を治療院経営の

ヒントにしてもらえると嬉しいです^^

■ライバルなんていない。

あなたの治療院のまわりにも、多くの治療院がありますよね?

激戦区といわれているところでは、徒歩3分以内に10店舗もの

治療院がひしめいている地域もある。

でも、「ライバルなんていない」のです。

「そうは言っても・・・」

そんな声が聞こえてきそうですが(笑)、繁盛している治療家さんほど、

他の治療院のことを気にしていない。

なぜなら、自分の強みを知っていて、それを楽しみながら

磨いてるだけだからです。

そして、そこでは誰にも負けないくらいの情熱や知識・技術がある。

ライバルに勝つために、生き残るために強みを作った・磨いたのではなく、

自分が情熱をもって取り組めることを、トコトンやってきた結果として、

誰にもマネできない、独自のポジションを獲得しているのです。

そこにあるのは「どうやったらライバルに勝てるのか?」という

マーケティング思考ではなく、「自分は何をやっている時に、

寝食を忘れて没頭できるのか?」「何をしている時に心から

ワクワクするのか?」というコンセプト思考です。

この「コンセプト思考」については、また別の機会で話したいと

思いますが、見ている視点が違うんだ、ということを覚えておいてくださいね^^

■勝とうとしているうちは、勝てない。

これは、年末に書いたこのブログ記事でも少しふれていますが、

http://amba.to/x5Pe5J

「正解」を求める思考では、構造的にすでに負けているのです。

もちろん、ライバルを分析するのも大切。

・どんなHPやチラシを使って集客しているのか?

・どんな仕組みで収益を上げているのか?

・リピート対策では、どんなツールを、どんな順番で使っているのか?

などなど、いろいろ経営的にチェックするポイントはあります。

でも、それだけで繁盛する治療院が作れるのか?と言ったら、絶対に「No」です。

大切なのは、一度分析なりチェックなりをした後に、

それを「手放す」こと。

理論・知識でカチガチに固まるのではなく、

一度すべてを手放すことが大切だったりするのです。

知識として頭には入れつつも、一度ゼロベースに思考をリセットし、

「自分のやりたいことをやる」。

いつだって、何かをする時の判断基準は、

「自分が心からワクワクするか?」ですよ^^

ライバルがこうしているから、自分はこうしよう、とか、

世の中でコレが流行っているから、自分も・・・といった思考では、

経営を楽しむことなんてできないし、経営と施術を楽しんでいない

治療家さんのもとには、患者さんが集まりません。

だって、考えるだけでワクワクすることじゃないと、続かないですよね?

経営って良い時だけじゃなくて、悪い時も必ずきます。

そして、その時に「ガッ!」っと踏ん張りがきくか?が大事だったりします。

その時に、「ワクワク」することをやっている治療家さんは、

大変なことも笑顔で乗り越えられる。

マーケティングでやっている治療家さんは、踏ん張りがききませんね^^;

間違えないで欲しいのは、「ワクワクする」=「楽・楽しい・お得」では

ないということ。

これは治療・施術にあてはめるとわかりやすいと思いますが、

自分が心から惚れ込んだものであれば、少々習得するのが難しくても、

時間がかかったって、楽しんで勉強できるし、結果的にはうまくいく。

でも、しぶしぶやっているものや、心から好きだと言えないものに

関しては、途中で学ぶのをやめてしまったり、あきらめてしまったり。

ね?いつもお伝えしていることですが、経営と治療・施術は一緒なのです^^

■優劣を競うのではなく、患者さんの心をつかむ。

あなたは次のうち、患者さんにどう言われるのが嬉しいですか?

・「○○先生のところって、他の治療院と比べてうまいよね!」

・「私は○○先生のことが好きだから、ここに通っているんだよ^^」

もう、わかりましたよね?

ライバルを意識して治療院の経営をしている治療家さんは、

「優劣」を競っているんです。

別に悪くはありませんが、それだと患者さんにも

あなたの治療院が、他との「優劣」で判断されてしまいます。

つまり、一度選ばれたとしても、他にもっと優れている治療院が

できたら、そっちに患者さんは流れていってしまう。。

だから、ず~~~~っとライバルとの競争から抜けられないのです。

前からこのメールを読んでいる方ならピン!と来ると思いますが、

「ザ・レッドオーシャン」です(苦笑

逆に、ライバルなんて気にしずに、自分のワクワクすることを

治療院経営というフィールドで表現している治療家さんのところには、
「ここの治療院って、なんかいいよね!」「なんか好きなんだよね!」
という患者さんが集まってくる。

つまり、「優劣」で勝負しているのではなく、「好き・嫌い」という

患者さんの心に対してアプローチしている。

だから、長い間ファンでいてもらうことができ、経営も安定する。

これが、「ブルーオーシャン」。

これって、スポーツチームの経営手法に似ているんですよ^^

私は「F1」が大好きで、毎年鈴鹿で行われる「日本グランプリ」の

公式パンフレットに名前が載っていたりするくらい大ファンです。

また、海外のF1レースにも行きますが、

とにかく「フェラーリ」というチームが好き。

ファンなのです。

また、「アロンソ」というドライバーの大ファンです。

だから、いくらフェラーリがレースで弱くなろうとも、

ず~っと応援しています。(今年こそ!!笑)

「アロンソ」がルノーというチームに移籍して、チームが弱くて

なかなか勝てないときだって、ず~っと応援していました^^

なんか話がマニアックになってきましたが、そういうこと(笑

もっとわかりやすい例を上げると、「阪神ファン」が「巨人ファン」に

なることがないように、「好き・嫌い」という人の心にアプローチする

ことができれば、強い・弱いに関係なく、ずっとファンでいてもらえるのです。

だから、治療院の経営でも「ライバル」を意識して、他の院との

優劣を競うのではなく、どうやったら好きになってもらえるか?といいう

患者さんの心にアプローチする手法を考える。

これが、治療院経営の秘訣ですよ^^

(よかった!なんとかまとまりました・・・(笑)

では、これをもって新年のあいさつとさせて頂きます。

今年もどうぞ、よろしくお願い致します!!!

「他と比べてどう」という治療院ではなく、誰かの「お手本」となるような

「突き抜けた治療院」を作っていきましょうね^^


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